外に出ると、晓禾はリュックサックの肩紐をしっかりと握りしめました。彼女は一歩一歩学校に向かって歩いていきました。校門の前で突然「リンリンリン」と音が鳴りました。子供たちの話し声や笑い声を聞くと、彼女の足取りが一瞬小さくなりました。
晓禾は一年生の教室に入ると、そっとリュックサックを椅子の横に置きました。黒板のチョークの文字や、窓辺で揺れる小さな赤い花が、彼女の目に飛び込んできました。先生が手を振って「おはよう」と言いました。晓禾は小さな声で「おはよう」と返しました。
座った後、晓禾はリュックサックの肩紐をまだ握っていました。新しい隣の席の友達が彼女に笑いかけて、削ったばかりの鉛筆をそっと押し出しました。鉛筆にはキラキラした小さな星が貼ってありました。晓禾は口元を少し動かして、小声で「ありがとう」と言いました。
先生が手を叩いて、みんなに一人ずつ名前を言うようにお願いしました。窓の外で葉っぱがざわざわと音を立て、教室はすぐに静かになりました。前の席の友達の番になると、突然紙飛行機がぐにゃぐにゃと飛び出し、先生の靴の横にパタンと落ちました。数人の小さな友達がこっそり笑い、晓禾も思わず笑いそうになりました。
先生はかがんで紙飛行機を拾い上げ、笑いながらそれを講台の上に置いて「今、晓禾のところに飛んできたよ」と言いました。みんなが一斉に彼女の方を見ました。晓禾はゆっくりと立ち上がりました。彼女はまず先生が励ましのために頷いているのを見て、新しい隣の席の友達が小さな応援のジェスチャーをしているのを見ました。晓禾は深呼吸をして、はっきりと「私は晓禾です」と言いました。
休み時間のベルが鳴ると、晓禾はリュックサックの肩紐を放しました。彼女は新しい隣の席の友達と一緒に教室の後ろにある図書コーナーや窓辺の緑の鉢植えを見に行きました。廊下の足音は賑やかでした。今度は、彼女は笑顔で先生と新しい隣の席の友達に「私は晓禾です」と言いました。