コバルトのこびと

「コバルトのこびと」は水彩スタイルの絵本です。主人公は小さな陶器の妖精、Guest作、3〜5歳向け — Doodara AI絵本メーカーで作成

Guest 作 · 水彩 · 3〜5歳 · 小さな陶器の妖精 · 10 ページ

curious, gentle, mischievous

手仕事の大切さ

朝、陶芸工房にセリカがお目めを開けた。 まわりはていねいに並んだうつわたち。 工房はそっと息をついている。

ふと、小さな少女がなかに入ってきた。 彼女はちっちゃなうつわを、じっと見つめていた。

少女は回し車のそばでうろうろしているうち、 うっかり小さな clay の器を倒してしまった。 コトン、と割れる音。

少女は泣きそうになりながら、 欠片をひろい始める。 セリカはぴくりと耳を動かした。

セリカは欠片を拾い上げ、 ひもでつなげて小さな風鈴にした。 カラン、カラン。

少女は風铃を見て、 口を「わあ」と開けた。

セリカは少女の手を取って、 粘土を形作る動作を見せた。 「こうやって、ね」

少女は少しずつ粘土を丸めて、 小さな钵を作った。 セリカはそっと窯の火を吹きかけた。

トントン、と乾いた音。 器が、温かみのある色に変わった。

少女はでき上がった器を両手で抱え、 にっこりと笑った。

Doodara

コバルトのこびと

Guest