こむぎまるのおつかい

「こむぎまるのおつかい」は水彩スタイルの絵本です。主人公は1歳の女の子、えかき作、3〜5歳向け — Doodara AI絵本メーカーで作成

えかき 作 · 水彩 · 3〜5歳 · 1歳の女の子 · 6 ページ

curious, helpful, cheerful

知恵とたすけあい

こむぎまるは、やきたてのパンをかごに入れて、木いちごのしげみの道をぴょこぴょこいそぎます。ふわっといいにおいがして、こむぎまるは「はやく とどけなくちゃ」と、かごをしっかりもちました。すると、しげみのむこうから、きつねがひょいと顔を出しました。

きつねは、「おばあさんのいえは こっちだよ」と、ぬかるんだほそい道をしっぽでさしました。こむぎまるが立ちどまると、上のえだから小鳥たちが「ちがうよ、ちがうよ!」と、ぴちちっと知らせます。こむぎまるは見上げて、こくんとうなずきました。

こむぎまるは、きつねのあとをついていくふりをして、「わあ、この道、すてきだね」と言いました。角までくると、小鳥たちが木いちごのしげみから、赤い実をぱっと雨みたいに落とします。

「あいたっ、すっぱい!」きつねは鼻をおさえて、ぴょんと飛びあがりました。こむぎまるは、くすっとわらって、そのすきにパンのかごをかかえ、おばあさんの小さないえへ いっしょうけんめい走ります。

こむぎまるは、おばあさんの戸をこんこん。戸があくと、「どうぞ!」と、やきたてのパンを手わたしました。あたたかなにおいが、ふわあっとひろがります。

おばあさんは、にっこり。窓辺では、小鳥たちがぴちぴち歌っています。こむぎまるもいっしょにわらって、へやのなかは、やさしいパンのにおいでいっぱいになりました。

Doodara

こむぎまるのおつかい

えかき