あさが まどろむ ちいさな まちに のぼってきた。ぜんぶが しずかまって まっているようだった。
マヤは こぶしを ひらいた。そこに ごドルの さつが のっていた。「フッフッ!」と マヤは 小声で まんざつした。
マヤは れもねーどスタンドへ どんどん 歩いていった。コップひとつに いちドル! てなしゃくは じゅんたくな れもんを さんつ かかげた。マヤは さつを ためにしまいました。
つぎに キャンディショップで 立ち止まりました。はなを びすりに つけてみると、おおきな まわしロリポップが じっと むかえがえしてきました——ちょうど ごドル。
こうえんから 大きな すすり泣きが 聞こえてきた。おとこのこが bench に すわっていた。くるましのロボットが なくなっていた。あかい くつが じめんを たった たった たった と 鳴らしていた。
マヤが 近ずいていきました。ごドルを 差し出しました。レオは びっくりして 顔を あげました。
ふたりにとって がおの ゆうがつの やくへ 向かいました。マヤは ゆうがつの ガラスを ぬけて まっ新しい くるましの ロボットを さしていました。ごドル——おなじ ねだん。
みせじゅくが 铃を なりました。チリン!
レオの 目が おおきく ひろがりました。ロボットを しっかり なぐさみました。ほほえみが ひざかりのように ひらいた ようでした。
マヤは ロボットを まわしているところを 見ていました。それは くさの上を 行進して——カチッ、カチッ、カチッ。
マヤには もう ごドルは ありませんでした。でももっと 大切なものを もっていました。
マドノム な ちいさな まちを 家路につきました。もう まどろんでは いませんでした。