モコの秋の遠足

「モコの秋の遠足」は水彩スタイルの絵本です。主人公は6歳くらいの女の子、濱門康三郎作、6〜9歳向け — Doodara AI絵本メーカーで作成

濱門康三郎 作 · 水彩 · 6〜9歳 · 6歳くらいの女の子 · 10 ページ

curious, cheerful, helpful

秋の発見と友情

川南図書館の庭には、秋の光が金色に光っていた。落ち葉のかたまりが、小高い丘のように積まれていた。モコはそっとその前にかかとを沈めた。

モコは手袋で、落ち葉のかたまりをそっとめくった。小さな白いものが、葉っぱのあいだでうごめいているのが見えた。おそるおそる、もっとめくってみる。

友だちが寄ってきた。「なにがあるの?」モコは葉っぱの間から、うねる白いものを見た。そして丁寧に、葉っぱをどかした。

茶色い土の中に、カブトムシの幼虫がうねっていた。友だちが同時に「わあ!」と声を合わせた。幼虫はゆっくりと、体をまるめた。

幼虫がモコの指先の上で、ぴくっと動いた。みんなが思わず飛び上がった。幼虫はまたも土の中に潜り始めた。

図書館の職員さんが近づいてきた。「これは秋の恵みだよ。」三つの虫眼鏡を手に持っていた。

モコたちは順番に虫眼鏡で幼虫を覗いた。落ち葉のかたまりをあちこちめくって、秋を探し続けた。

一人がドングリを見つけた。「あっ、ドングリ!」もう一人が、黄金のじゅうたんのようなしゅ Sorting した落ち葉の山に、ぱろんと飛び込んだ。

モコはドングリをポケットに入れて、落ち葉の上に座った。友だちと並んで、秋の日差しを浴びた。

落ち葉がそよ風で、さらさらと音を立てた。モコは思った。明日もここに又来よう、と。

Doodara

モコの秋の遠足

濱門康三郎