ピウミノのベル

「ピウミノのベル」は3Dラウンドスタイルの絵本です。主人公はpiccola civetta、Guest作、3〜5歳向け — Doodara AI絵本メーカーで作成

Guest 作 · 3Dラウンド · 3〜5歳 · piccola civetta · 10 ページ

curious, gentle, helpful

クリスマスの驚きと分かち合い

ピウミノが鐘楼に降りたった。クリスマスの大きなベルをつつく。トック。トック。しーん。

ピウミノは首をかしげた。爪の下にある鉄は、ひんやり冷たい。考えた。「音が、どこへ行ってしまったんだろう?」

ピウミノは木造の屋根の上をすいかんする。雪のなかで音をさがす。ぴたりと止まった。白い雪のなかに、茶色いしっぽがのぞいている。

ねずみがはまっている。住みかは雪の下に埋もれている。ふるえながら、ささやいた。「たすけて。」

ピウミノはくちばしで雪をかき分けた。小さな山が、ひとつ、またひとつ。すると、あたたかい住みかの口が、よみがえった。

ねずみがため息をついた。「ふーっ、あったかー!」すべりこむ。ピウミノは羽をはらった。やっぱり静かだ。ベルの音、ひとつも聞こえない。

ピウミノは鐘楼にもどった。石の縁に座り、新雪の上のねずみの足あとを見つめた。

ねずみはくしゃみをしたのだ。ピウミノはくちばしぱくぱく、羽をばたばたと笑う。そして、その瞬間——ドッ!

ベルが、杉の木の間で金色に弾けた。音が、木造の家々をころころと転がっていく。ガラスがチリンチリン、雪がころがって踊る。

ピウミノは羽を扇のように広げて、すいかんした。村が歌声であふれている。ベルはもう、鳴りやまない。

Doodara

ピウミノのベル

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