青空と小さな社

「青空と小さな社」は水彩スタイルの絵本です。主人公はtanuki (raccoon dog)、Guest作、6〜9歳向け — Doodara AI絵本メーカーで作成

Guest 作 · 水彩 · 6〜9歳 · tanuki (raccoon dog) · 8 ページ

gentle, curious, helpful

healing after disaster

タヌキのタロは、泥にまみれた社(やしろ)の跡で、割れかけたお札をそっと抱きしめた。風が乾いた葉を掃く音が、静かな谷間に響く。

タヌキのタロはお札を背負い、新しい場所を探して歩き出した。石畳の端で足元が滑り、お札がぐらりと揺れる。

道すがら、小川がせせらぎながら流れていた。水音に合わせてタヌキのタロは足を踏み替え、焦らず前に進む。

突然、大きな岩が道の真ん中で転がり落ちる音とともに現れた。タヌキのタロは驚いて立ち止まり、お札を両手で守るようにした。

岩の上には小さな鳥が止まり、さえずりを始めた。鳥の声に背中を押されるように、タヌキのタロは岩の横を通り抜け、穏やかな空の下へ向かった。

谷間は静かになり、風も優しくなった。タヌキのタロは深く息を吐き、肩の力を抜いた。

遠くから鐘の音が聞こえた。新しい村の始まりを告げる、澄んだ音色だ。

タヌキのタロは振り返らなかった。お札を抱えて、彼は新しい一歩を踏み出した。

Doodara

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