四つの そだちかた

「四つの そだちかた」は水彩スタイルの絵本です。主人公はyoung girl、Guest作、3〜5歳向け — Doodara AI絵本メーカーで作成

Guest 作 · 水彩 · 3〜5歳 · young girl · 10 ページ

curious, helpful, cheerful

いっしょにまなべる、たくさんのカタチ

太陽の光が、大きな窓から、たっぷり注いでくる。四つのすみで、手を叩く音、歌声、紙束をぱらぱらめくる音が、わいわいと沸き立っている。静かな片隅では、絵本が、きれいに重なって、まっている。

ワレンは、いちばんたかい本のうえで、のぞきこむ。そっと、袖をつまんでひっぱり、「ここ、どちら?」とささやく。ページが、ささ、ささ。静かなお部屋で、大きく、大きく、こすれ音が響いている。

ワレンが、おんがくコーナーへ、もっしっこ行くと、バシーン。ろうに似たクレヨンで描いたちょうちょが、太鼓のうえで、ぺたっとなる。太鼓のこは、ぴくりとも動けず、目をまるくさせている。

トントントン、バシ!ワレンは足でリズムを踏む。そのこは、あかりい色のボンゴを、バシバシと叩いている。ちょうちょの絵が、すべって、ちいさな赤い点がびっしりつく。ワレンは、すばやく、その絵をひったくる。

ワレンは、点々の紙をくわえて、くぐくぐ、ちいさなくちぶえを吹く。五つの音、それから、やめる。すぐそこには、自然のテーブルがまっていて、葉が、彩りあるちいさなかたまりのように、ばらまかれている。

ワレンは、五つの葉を、大きなものからちいさなものまでならべる。葉のこは、松ぼっくりを茶色い泥でぺちゃんこにして、白いカードに、バシーンと押す。クシュン。

ワレンは、片手に泥のついたカードを、もう片方の手に点々の絵を持つ。紙が、ねばねばする指で、ささ、鳴っている。「今、どうする?」

ワレンは、お部屋の真ん中へ、踏み込む。絵をバシーンと床に突きつけ、紙のふちにそってリズムを打ち、松ぼっくりのカードをその横に置く。

ババッ!もっちりした粘土の玉が、ワレンの鼻からはじけて、真ん中に、デコボコのお日さまになってへこむ。みんなが、ぴたりと、静かになる。ワレンの口が、ぽかんと開く。「え?」

手のひらで葉を押して、リズムを打って、歌をスタンプして、点をずらずらと、大きな紙のあちこちへ。ワレンは、ねばねばする指を、粘土のお日さまのすぐそばに、ぺたっとつける。紙が、ささ、鳴る。お部屋じゅうが、くぐくぐ、息づいている。

Doodara

四つの そだちかた

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