跳月は湖のそばにいて、水の中に浮かぶ丸い月を見つけました。手を伸ばして掴むと、なんと月を水から盗み出し、シュッと葉っぱの袋に詰め込みました。森が急に暗くなり、周りがバタバタと騒がしくなりました。跳月は光る葉っぱの袋をしっかり抱きしめ、高い木に急いで登り始めました。
跳月は最初の高い木に登り、月を上に投げました。ドン!月は木のてっぺんにぶつかり、跳ね返って寝ていた小鳥たちを全員起こしました。跳月は首をすくめ、急いで木を降りて、もっと高い場所を探しに行きました。
それから、山の石を登ることにしました。一つ、二つ、三つと大きな山の石を越えていきます。葉っぱの袋の中の月はどんどん明るくなり、石の道を白く照らしました。跳月は一歩も止まることができませんでした。
跳月は最高の山の石の頂上に登り、力いっぱいジャンプして月を頭の上に高く掲げました。突然、風がビュッと葉っぱの袋をめくり、丸い月がゴロゴロと転がり出てしまいました。跳月は大声で叫びました。「待って!」
跳月は月を追いかけて下に飛び跳ねました。下の湖の水はキラキラと輝き、まるで丸い鏡が開いているようでした。ドボン!月は湖に落ち、また一瞬で湖面から天に跳ね返りました。森全体がパッと明るくなりました。
跳月は石の斜面を滑り降りて湖のそばに着き、上を見上げると、月はしっかりと木の先に戻っていました。夜の道、葉っぱ、小さな花が静かに明るくなりました。跳月は空の葉っぱの袋を広げて足元に優しく置き、小声で言いました。「次は勝手に取らないよ。」そして湖のそばに座り、水の中に再び現れた丸い月を見て微笑みました。